銭洗い弁財天☆彡六波羅蜜寺
【六波羅蜜寺】
京都市東山区
六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、
仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。
布施
見返りを求めない応分の施しをさせていただく事をいいます。貪欲の気持ちを抑えて、完全な恵みを施すことです。布施行は物質だけではありません。
持戒
道徳・法律等は人が作り現在はますます複雑になっています。私たちは高度な常識を持ち、瞬時瞬時に自らを戒める事が肝要です。
忍辱
如何なる辱めを受けても、堪え忍ぶことが出来れば苦痛の多い現代社会において、自らが他の存在に生かされていることがわかり、全ての人の心を我が心とする仏様の慈悲に通じることとなります。
精進
不断の努力をいいます。我々人の生命は限りがあります。ひとときも無駄にすることなく日々誠心誠意尽くすことです。
禅定
冷静に第三者の立場で自分自身を見つめることをいいます。
智慧
我々は本来仏様の智慧を頂戴してこの世に生をうけております。しかし、貪りや怒り愚痴によってその大切な智慧を曇らせてしまいがちです。 布施・持戒・忍辱・精進・禅定の修行を実践しどちらにもかたよらない中道を歩み、此の岸から彼に岸へ・・・。
清盛塚
平清盛公にまつわる供養塔があり、 この周辺は平氏一門の屋敷立ち並んでいました。
入って直ぐにあるのは、(上の写真)
弁財天【福徳自在】
[芸能、財福、知徳の神]
七福神で唯一の女神。 水を神格化したものであり、言語や音楽の神として尊信されています。また、金運・財運の神として福徳自在のご利益とされています。
一番奥へ進むと『銭洗い弁財天』
金運の御利益があるとされる水でお金を清め、持ち帰ります。
本堂
国宝 十一面観音立像
普段は秘仏のため、本堂中央の厨子の中に安置されていますが、十二年に一度、辰年の年に御開帳されます。
たび重なる兵火をのがれ、六波羅蜜寺には平安・鎌倉期の木像彫刻を代表とする名宝が数多く安置されています。
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