健康長寿の神様☆彡磐長姫神社


磐長姫神社(いわながひめじんじゃ)

兵庫県 尼崎市
阪急武庫之荘駅下車、線路沿いに西へ10分ほど歩き、踏切を北へ約1分のところ。
住宅街の中にあり、静かな雰囲気。
境内はこじんまりしてますが、綺麗に管理されてました。

御祭神 磐長姫命(いわながひめのみこと)

配祀 神功皇后、菅原道眞 
合祀 底筒男命、中筒男命、表筒男命

古事記・日本書紀の神話に登場する神様です。
岩のような永遠性を表す神様であることから、不老長寿・健康長寿のご利益があるとされています。
また、事業や会社などの持続的発展のご利益もあります。

日本神話の中の後半、「ニニギノミコトの子孫」の話で登場します。
天孫・邇邇芸命(ニニギノミコト)が地上に降り、美しい「木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)」と出会います。
コノハナサクヤヒメは山の神様・大山津見神(オオヤマツミノカミ)の娘。
大山津見神(オオヤマツミノカミ)はニニギノミコトとの結婚を喜んで、もう1人(1柱)の「石長比売命(イワナガヒメノミコト)」をセットで送ってきました。
ニニギノミコトは「永遠の繁栄」を望んでいたので、大山津見神(オオヤマツミノカミ)は「繁栄」のコノハナサクヤヒメと「永遠」のイワナガヒメを送ってきたのですが、妹・コノハナサクヤヒメは美しく、姉・イワナガヒメは容姿が醜かった(容姿が平凡だった)ことから魅力を感じず、ニニギノミコトはイワナガヒメだけを送り返してしまったのです。
この時、大山津見神(オオヤマツミノカミ)は「イワナガヒメを受け入れてくだされば、天孫の命は岩のように永遠にあられたのに、コノハナサクヤヒメを召された方は花が咲き乱れる木のように繁栄しますが、はかない生涯をおくることになります」と言って嘆きました。
そのようなことから、ニニギノミコトとその子孫の寿命は縮み、人間と同じように寿命があるようになりました。
これは、神様の子孫である「天皇」が、人間と同じ寿命であることを説明するための神話となっています。
最近ではイワナガヒメが人気で、「外見にとらわれず、内面や本質を磨く」という意味の説明に使われています。
以上のイワナガヒメの神話は「古事記」が中心です。
「日本書紀」には「大山津見神(オオヤマツミノカミ)の女たちで、姉をイワナガヒメ、妹をコノハナノサクヤビメという。そこでニニギはコノハナノサクヤビメを幸された。」という内容しか載っていません。
(※参考資料よりおかり致しました)


☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

磐長姫命(イワナガヒメノミコト)の神社は、日本全国にそれほどなくて、
関西では京都の貴船神社、兵庫県は尼崎市に磐長姫神社があります。

☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★



      神社仏閣お参りblog (*´꒳`*)

時間が出来たら各地の神社仏閣へ お参りに行ってます。 癒され解放のひととき!(^^)! 行って良かったなと思った場所を 綴ってます♡

0コメント

  • 1000 / 1000